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2019/03/01

新会員募集☆彡

パレットの会

講座日:月1回 第3水曜日 13:00~15:30

場所:さいたま市浦和区 領家公民館 

(北浦和駅からバスで7分ほどにある農協前で下車。およそ10分おきに出ています。徒歩でも最寄駅から15分位です。)

今年の1月からスタートしたばかりのまだ新しい水彩画クラブなので これから入会される方にとっても 気負いなく始められると思います。入会 見学等ご希望の方はこちらのHP左上にあるContactよりメールにてご連絡ください。追って詳細をご説明いたします。宜しくお願いします。

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2019/03/01

HPリニューアルしました☆彡

今日から3月。昨日からの冷たい雨もすっかり止み春の暖かさを感じます。新しい季節の始まりに合わせてホームページをリニューアルしました。どうぞこれからも時々ご訪問くださいませ。

2019/01/29

ミラノ大聖堂の思い出☆彡

早いもので気がつけば1月も もうすぐ終わりです。ボーッとしていたら春が来てしまいそうです。最近特にぼやっとしているので(いや、いつも通りか?)そろそろ気合を入れ直して頑張ります!

さてお知らせではないのですが、かなり前に描いた40号の作品「ミラノ大聖堂」我が家のアトリエクローゼット奥に長いことしまわれていたのですが、ご縁があって素敵なY様の元へお嫁入りすることになりました。Y様ご夫婦のご希望を伺ってヴィンテージ加工が施されたアンティークで重厚なゴールド額縁に額装することに決まりました。オーダー額の為 届くまでもうしばらくかかるのですが、今から額装するのが楽しみです。

ミラノのシンボル 大聖堂 ”ドゥオモ” 500年近くもの歳月をかけて建てられたイタリアを代表するゴシック建築物です。

私がフィレンツェに留学して間もない頃、ミラノに住む友人に誘われて初めてドゥオモを訪れた日の感動を今でもよく覚えています。地下鉄を降り地上へ上がってすぐ目の前に突如として飛び込んでくる そのインパクトは想像を遙かに超えたものでした。ミラノを後にする日の早朝 もう一度目にしたくて訪れたドゥオモは、昼間の喧噪時とは違う荘厳さと威厳に満ち溢れていました。135本あるという尖塔は後方からの朝日に照らされてそれはそれは神々しく息をのむ美しさでした。Y様ご夫婦も 以前お二人でイタリアをご旅行されて観たドゥオモの感動が忘れられないと、そして同時に何年も前に個展で目にしたこの作品もまたずっと心に焼き付いて残っていると仰ってくださいました。そしていつかこの絵を居間に飾りご夫婦でゆっくりと旅の思い出を語りながら余韻を楽しみたいと思っていると伺ってお譲りすることにしました。そう仰っていただいた言葉だけで絵描き冥利に尽きます。私のつたない画力ではあの素晴らしさの何十分の一も表現出来ていないとは思いますが、未熟さも含めて思い入れのある作品です。愛情深いご夫婦の元へ嫁いでいくことが決まり、この絵もなんだか嬉しそうにみえます。手元を離れる前に改めて写真に残しておきました。

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2019/01/04

迎春☆彡

明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

関東は穏やかな晴天に恵まれた三が日となりましたが、熊本地震のニュースは 新年早々お気の毒でなりません。一夜明け、幸いにも家屋倒壊や人的被害もほとんどなかったとの発表が出され 安堵しています。とはいえ余震の心配がある内は まだまだ不安な生活が続いていくと思います。被災された方々はもちろんですが、ご親戚やご友人がいらっしゃるという方々にとっても 一日も早く心安らかな日常が戻られますよう 心よりお祈り申し上げます。

今年は平成が終わり 新しい元号のもと 新たな時代の幕が上がる年です。新しく始まるこの年が皆さまにとってどうか穏やかで優しい風が吹く一年となりますように...。

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2018/12/31

行く年来る年☆彡

いよいよ平成最後の年も終わろうとしています。窓の外に耳を澄ますと厳かな除夜の鐘の音が響いてきました。皆さまにとってはどんな一年でしたか?2018年...正直なところ、私にとっては現状維持の一年だったような気がします。もっと華やかなご報告が出来たらよかったんですけど申し訳ありません。日々のお教室、スケッチツアー、そして個展、頂いているお仕事はとても順調です。これはひとえに支えてくださる多くの方々によるもので、本当に心からの感謝の気持ちしかありません。だからこそ私自身がそれに見合うべく もっと成長していかなくてはいけないと、まだまだその努力が全然足りてないと痛切に感じた一年でもありました。

今から20年前、私はフィレンツェに住み、ただひたすらに絵を学ぶことを許された喜びで胸踊る日々を過ごしておりました。いつも一日の終わりにアパートメントに帰る道すがらアルノ川にかかる大きな橋を渡るのですが、その石橋の縁に座り、川沿いの街灯に照らされた美しい古都の町並みを眺める時間が本当に幸せで、どうかこの生活が永遠に続いてほしいと願っていたものです。もちろん、そんなことは叶わない望みだとわかってはいたのですが...。でもだからこそ、その限られた日常が宝物のように愛おしいものでした。今でもその光景は色褪せることなく、思い起こす度に懐かしさと切なさとで胸が苦しくなります。まだ若く胸の中で炎が燃えていた画学生時代を遠い過去だからといってしまうのは簡単です。でも日々の忙しさや年齢を言い訳にせずに、これからも胸にある炎を灯し続けて行こうと思います。大丈夫。何処にいようとも何をしようとも、この胸の中の炎が灯っている限り絵描きの道は光を失わずに歩いていけるはずと信じています。頑張ります。新しい年が皆さまにとっても実り多き一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。どうか良いお年をお迎えください。来年もまた宜しくお願い致します。