News

2019/08/04

蜻蛉と蛇☆彡

続・上高地番外編ということで連続投稿です。上高地に向け出かける日の早朝、夫に最寄り駅まで送ってもらったのですが、車のワイパーの所にトンボが止まっていました。漆黒の羽に鮮やかなエメラルドグリーン色の胴体をもつそのトンボは動き出した車にさほど驚くふうでもなくひらひらとまるで蝶のように優美に舞ながら飛び去って行きました。調べて見るとその名も羽黒蜻蛉(ハグロトンボ)、ちなみに雌は全身黒いのだそう。前にしか飛ばないトンボは昔から縁起が良いとされてますが、この羽黒蜻蛉も地域によっては神様トンボとも呼ばれ神の使いとして信じられているそうです。私は初めて目にしたのですが、夫は時々庭で見かけているようで黒い羽をゆっくり閉じたり開いたりしている様が気持ち悪いから苦手だといってました(笑)

そして上高地に着き最初に向かった目的地 大正池ではまずデモをしました。その後、ホッと息をついて池の畔に近づくとアオダイショウがひょこり顔を出しました。私達人間に気付くと岩場からスゥーっと池の中へ気持ち良さそうに泳ぎ去っていきました。白蛇ではなかったけれど、やっぱり蛇も昔からの縁起の良い動物とされていますよね。調べてみるとアオダイショウ幼生の模様は毒蛇のマムシによく似ています。でも眼光鋭い強面のマムシとは違い無毒のアオダイショウはくりくりとした可愛い目をしています。気持ち悪いと思う方も多いかもしれませんが、空を写したキラキラと碧く光る透き通る水面上をまるで滑るように進む姿はとても優美で見とれるほど美しかったです!

縁起の良い出会いのお陰かな、その後もスムーズに本当に良い旅となりました。当たるも八卦当たらずも八卦...、でもやっぱり信じる者は救われる?! だったら私は信じてみたいです!(笑) 

今回は絵とは全く関係ない番外編エピソードでしたが、来週末には「旅のスケッチブック秋号」が刊行されます!(こんなに暑い時に秋号といわれても全くピンとこないかもしれませんが...汗) 詳細は改めて近日中にご紹介しますね♪ まだスケッチに参加されたことのない皆さん、気後れせずに是非!きっと新しい挑戦の先に素晴らしい出会いと経験、楽しみが待っていますよ。  

IMG_0247.jpg 6.jpg