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2019/01/29
ミラノ大聖堂の思い出☆彡
早いもので気がつけば1月も もうすぐ終わりです。ボーッとしていたら春が来てしまいそうです。最近特にぼやっとしているので(いや、いつも通りか?)そろそろ気合を入れ直して頑張ります!
さてお知らせではないのですが、かなり前に描いた40号の作品「ミラノ大聖堂」我が家のアトリエクローゼット奥に長いことしまわれていたのですが、ご縁があって素敵なY様の元へお嫁入りすることになりました。Y様ご夫婦のご希望を伺ってヴィンテージ加工が施されたアンティークで重厚なゴールド額縁に額装することに決まりました。オーダー額の為 届くまでもうしばらくかかるのですが、今から額装するのが楽しみです。
ミラノのシンボル 大聖堂 ”ドゥオモ” 500年近くもの歳月をかけて建てられたイタリアを代表するゴシック建築物です。
私がフィレンツェに留学して間もない頃、ミラノに住む友人に誘われて初めてドゥオモを訪れた日の感動を今でもよく覚えています。地下鉄を降り地上へ上がってすぐ目の前に突如として飛び込んでくる そのインパクトは想像を遙かに超えたものでした。ミラノを後にする日の早朝 もう一度目にしたくて訪れたドゥオモは、昼間の喧噪時とは違う荘厳さと威厳に満ち溢れていました。135本あるという尖塔は後方からの朝日に照らされてそれはそれは神々しく息をのむ美しさでした。Y様ご夫婦も 以前お二人でイタリアをご旅行されて観たドゥオモの感動が忘れられないと、そして同時に何年も前に個展で目にしたこの作品もまたずっと心に焼き付いて残っていると仰ってくださいました。そしていつかこの絵を居間に飾りご夫婦でゆっくりと旅の思い出を語りながら余韻を楽しみたいと思っていると伺ってお譲りすることにしました。そう仰っていただいた言葉だけで絵描き冥利に尽きます。私のつたない画力ではあの素晴らしさの何十分の一も表現出来ていないとは思いますが、未熟さも含めて思い入れのある作品です。愛情深いご夫婦の元へ嫁いでいくことが決まり、この絵もなんだか嬉しそうにみえます。手元を離れる前に改めて写真に残しておきました。